どんな人でもなれる「ノマド」その生き方、考え方とは?

「ノマド」という言葉をよく聞かれるようになって久しいですが、

具体的にどういうものか、知っていますか?

 

ノマドの元々の意味は、英語(nomad)で「遊牧民」という意味です。それを現代語で解釈すると、ノートパソコンなどのIT機器を駆使して、企業のオフィスなど特定の場所に留まらず、仕事をすることができるようになったので、そうした働き方を指しています。

ノマドワーカーとは、このような働き方する人のことです。

それならば、誰にでも割と簡単にできそうです…が、単にカフェでパソコン広げればいいはずもありません。それじゃ、ノマド「風」ですので、全く格好つかない…加えて、特定の場所に留まらず、というのは、会社で仕事をしなくてもいいというわけではない…そうですよね?

ノマドという言葉では、抽象度が高いと感じますので、改めてノマドについて考えてみることにします。

 

ノマドとは、どこでも自分の力で生きていける能力のこと

NomadLife「ノマドライフ」 の著書で有名な本田直之さんは、ノマドについて以下のように話しています。

仕事と遊びの垣根のない、世界中どこでも収入を得られるノマドビジネスを構築し、2カ所以上を移動しながら、快適な場所で生活と仕事をすることで、クリエイティビティや効率性、思考の柔軟性が向上し、それがいいスパイラルになるライフスタイル

本田さんは東京とハワイに拠点を持ち、ハワイでは朝、サーフィンを楽しみ、それから仕事をする。上記のライフスタイルを体現しています。これは究極のライフスタイルだと思いますが、これを聞くとほとんどの人が「そんなの自分には無理!」と思ってしまうので…

ノマドとは、場所や時間や固定的な考え方にとらわれることなく、どこでも自分の力で生きていける能力、自ら仕事をつくり出し、稼ぐことができる能力。そしてこの能力を有する人を、真のノマドワーカーと呼ぶのだと思います。

 

誰でもノマドワーカーになれるのか?

本田さんは、「すぐにノマドにはなれない」と著書の中で言っています。ITの進歩が進み、形としてオフィスを飛び出す準備はすぐにでもできそうですが、もちろんITの恩恵を最大限に活用しながらも、もっと大事なことは今後の生き方、つまりキャリアだけでなく、自分の人生全体をどのようにデザインしていくのか、だと思います。

好きな場所に住んで自由に働く…ノマドワーカーとして自分のやりたいように人生を生きる、そんな生き方が果たして可能なのか?結論、年齢や学歴経歴に関係なく可能だということです。ただしもちろん簡単になれるわけではなく、それを実現させるために本田さんは、やっておくべきことを提示してくれています。

 

会社で働きながら、できることを始める

今すぐに脱サラしてノマド化するなんてのは絶対無謀。本田さんはノマドライフの実現に向けて準備の大切さを説いています。そこで普通に会社で働きながら、できることを始める、ということです。

例えば、生活費を半分にして暮らすとか、週に一日会社に行かない日をつくるなど。「そんなのできっこない」と思われそうですが、だとしても、もしできるとしたら、と発想を変えてみること。それ自体が、恰好の考え方を鍛えるメソッドになっていると思います。お金の無駄遣いに気がついたり、もっと効率よく仕事をこなすことが実はできたり。

本田さんの話にもありますが、「経営者の視点をもって働く」ということなのかもしれません。自ら工夫するのはもちろんのこと、自分で仕事をつくり出していき、成果を上げる。すぐにはできなくても、思考を鍛え働き方を変えていくことは、若いうちから慣習とできれば強力なスキル・ノウハウが身につくと思います。

 

中長期的視野をもち、チャンスに備える

これからの時代、多くの会社がどうなるかわからない不透明さのなかで、ノマドワーカーとしてのスキルや考え方を身につけておくことは、仕事がデキる人材になる最短経路であると思いますし、自分の身を守るためにもやっておくべきことだと感じました。

そして、身につけたスキルや考え方をどう生かすか。ここで目先を追っていると、時代の変化の波にのまれてしまうかもしれません。そこで、世の中の仕組みや、トレンドについて勉強することが大切かと思います。勉強して知識をつけることで、中長期的な視野―先を読み、考える力が養われると思います。そうすれば可能性も広がると思いますし、いざチャンスがやってきたときに掴むこともできるのではないでしょうか。

 

19世紀に大成功を収めた実業家で、「鉄鋼王」と呼ばれた アンドリュー・カーネギー が、以下の言葉を遺しています。

誰も良い機会に会わぬ者はいない。ただ捉えられなかっただけだ。

ノマドワーカーとして自由に働くことも、可能性がほんの少しでもあるならそれは“良い機会”であり、捉えられなかったとしたら、それは可能性を諦めたとき、かもしれないと感じました。

安定を求めるからこそ、ノマドの道を選ぶ…今後は、そうした価値観の人も増えてきそうな、本を読んでいて、そんな気がしました。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございます!