アマゾンはドローンを使って配送に革命を起こすか?

amazondroneflying配送サービスの大きな転換期と言えそうです。

 

世界的な通販サイト、Amazonがかねてより実験を続けてきたのが、「ドローン」という小型の無人飛行機を使った配送システムの開発。これが、どうやら2015年内にサービスを開始する可能性が出てきました。サービス名称「Prime Air(プライム・エア)」。そのドローンによる配送サービスの紹介映像がこちら。

近未来感があって、少しワクワクしませんか?

このサービスの実現にあたっては、安全面など課題もありますが、これが実現した未来の可能性を、考えてみたいと思います。

 

超早い!注文後30分でお届けのハイスピード配送

すごいですね、これ。今までの常識を大きく打ち破ります。ピッと押して翌日お届けだって充分感動ものだと思っていたのですが… 無論、この小型機で配送できるものの大きさ、重量には制限があるはずですから、あらゆる商品が30分とはいかないでしょうが。にしても、早い! これが雨の日でも嵐の日でも、変わらぬ早さでお届けできるようになったらスゴイことですね。さすがに嵐の日は難しそうですが…

また、ドローンが本格的に普及することとなれば、本島とは離れた孤島などで生活する方にも朗報でしょう。しかも時間の制約も大幅に解消されると思うので、これは嬉しいサービスとなりますね。

 

Amazonは独自の配送システムを、コンピュータで確立させる…!

従来であれば、配送システムといえばクロネコヤマトや佐川急便に代表される輸送会社が、サービスを展開し特定分野における事業をけん引してきました。ところがAmazonは、次世代型として人の手を使わず、コンピュータによって確立させようとしています。そうなれば上述したように時間の短縮によってサービスは大きく向上するだけでなく、大幅なコスト削減にもなります。そうして、新たな設備・システムや、事業にその分お金を使うことができる、より創造性を発揮できる分野へ投資していくことができるようになると思います。

 

人間の仕事が、コンピュータに取って代わられる…!

これを書きながら、以前読んだ 「ハイ・コンセプト」(ダニエル・ピンク 著、大前研一 訳)を思い出しました。その中の印象的なキーワードがコチラ。(一部抜粋)

今の仕事を続けていいか。

コンピュータなら、これをもっとうまく、早くやれるだろうか。

今回ご紹介したドローンは、まさしくこれに当たりますよね? この本は2006年に出版されており、トレンド予測についての記述もたくさんあります。ドローンを良い例にとりますが、10年足らずでここまで技術革新が進み、人間が担ってきた仕事をコンピュータに取って代わられる、そんな時代が現実になってきたということ。そして、今後もこの流れは加速していくと思われます。(すべてがコンピュータに代用できることもないでしょうが)

ただこうした技術革新(イノベーション)が起きた先に、影響を受ける人が必ずいるはずです。少なくとも働く人、関連する産業に携わる人々からすれば、それは必ずしも恩恵ばかりを受けるものではないかもしれません。

 

おわりに: ますます豊かで便利な社会がやってくる。その一方で…

ドローンは元々、無人偵察機など軍事用に使われていたものを、商業用に開発して今後活用されていくのは間違いないと思います。あとは技術面における課題と法整備がクリアになれば、といったところでしょうか。現に産業用ロボットの開発は多くの一流企業では既に着手、進行しています。

大事なことは、こうした時代を想定して、上述のキーワードの通り、いま自分がやっている仕事が、これから先も本当に需要があるのか、誰かの役に立つのかどうか。これからの時代に、本当に価値あるものを提供していくためにはどうすれば良いのか。そうしたことを考えるキッカケにして頂ければ、と思います。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございます!