日本と中国の人口動態から読み解く、これからの中国事情

日本以下の出生率でも、中国の成長は向こう10年は続く?

 

中国の人口は13億人超、日本の10倍以上です。

日本の経済が10コ分と考えたら、とてつもないポテンシャルです。

 

中国の出生率は、中国統計局が2012年に発表した数字によると、1.18%です。

実は数字上は、日本よりも少ないんですね。

ご存知の方も多いと思いますが、中国が長年一人っ子政策を続けてきた影響は無視できません。

日本は今、急速に少子高齢化が進行していますが、

中国も長い目でみると、少子高齢問題にぶつかることは確実とみられています。

 

ですが、目下急速に経済成長を遂げている中国の発展は、

まだまだストップすることはなさそうです。

 

それを読み解くヒントは、中国の人口ピラミッドにあります。

 

若年層の人口が、日本とは圧倒的に違う中国

 
 

図にあるように、中国の人口ピラミッドに注目してみると、

人口が最も多い層は20代と40代です。

ちなみに日本の人口が最も多い層は、60~65歳。

戦後の日本経済を支えてきた、いわゆる団塊世代です。

ここでシンプルに考えれば、労働人口、生産年齢人口、、

つまりは若年層が、中国は非常に多いということになります。

そして、彼らが今後も国の経済を押し上げていくので、

いずれ少子化を迎えるとしても、当面は発展しつづけていく可能性が高いのです。

 

神田昌典さんの著書「2022-これから10年、活躍できる人の条件」でも、

人口ピラミッドでみる中国事情に触れられています。

その中の一節によると、

最も消費をする(=経済を引っ張る)のは40~50代で(子供の学費など、避けがたい出費が増える)、

それが2世代にわたって控えている中国は、

少なくとも向こう10年はさらに発展していく。とされています。

 

老年層より若年層が圧倒的に多く、

それでいて人口は日本の10倍以上ですから、まさに巨大市場。

今後中国がアジアはもとより、世界の経済を牽引する役割を担うのも自然な流れかもしれませんね。