日本の人工減少、少子高齢化は止められないのか?

少子高齢化、という言葉が聞かれるようになって久しいですが、具体的に知っていますか?

今回は日本の人口動態について考えてみます。日本が長年抱える社会問題の一つですが、これが未来にどう影響してくるのか、少し掘り下げていきたいと思います。

右の図は、厚生労働省が発表している、日本人の出生数及び合計特殊出生率の年次推移です。(合計特殊出生率とは、1人の女性が生涯に産む子供の数の平均です。)

 

2%に届かないと、人口は減ってしまうが…

日本人の出生率は、第2次ベビーブームを最後に緩やかに減少を続けてきました。平成17(2005)年以降、わずかですが回復し最新の出生率は1.41%です。しかし依然として、2%台には届きません。現に総人口は平成22(2010)年以降、緩やかに減少を始めています。

 

人口減少の原因とは?

人口減少の要因のひとつに、女性の初産の年齢が遅くなっている点が挙げられます。平均初産年齢は2011年に初めて30歳を超えています。その背景には、女性の社会進出が無視できません。職場で自身のキャリアを確立してから出産を考える女性が増えています。結果的に「晩婚化」が増えている影響といえそうです。

ただここで問題なのは、30代での初産には、流産など出産に伴うリスクが高くなることです。初産を含め20代で出産を経験したことがある人は、高齢出産のリスクが軽減されるといわれています。

さらに育児の面でも、30代後半になると、肉体的にきついという女性が多いのです。そうなると、第二子をもうけることを躊躇してしまいます。

こうした点からも、理想的には、女性には20代半ばぐらいで初産を経験できるように、企業も国も、社会全体で女性が安心して出産・子育てができる体制づくりを確立させていくことが必要だと思います。

 

子育ての体制作りで問題は解決できるのか?

しかし…日本では、たとえ出生率が現在の1.4%から2.0%に上がったとしても、人口は増えるどころか、減少し続けていきます。なぜならば、子供を産む女性の絶対数が減っているからです。子供の9割以上は20代と30代の母親から生まれていますが、その年齢層の女性が激減しているのです。

2012年以降、日本では出生率が16年ぶりに1.4%台に乗りました。しかし、2012年の出生数は103万7100人、昨年は102万9800人と、相変わらず減り続けています。

このままでは5年以内に100万人の大台を間違いなく割り込んでしまうでしょう。このままでは人口減は、避けようがないのです。

 

いかがでしょうか? さて、ここで少し想像してみて下さい。少子高齢が進んだら、世の中にどんな影響が及ぶでしょうか?…

このような問題は、今すぐにどうこうなるわけではありませんので、何となく他人事にもなってしまいがちですが、少しでも関心を持ってもらえればと思い、この問題について触れました。

そして、この朝活では、こうした問題に対して、何を考え、どう行動していけば良いのか、ほんのり熱く話し合う時間にしたいと思います。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございます!