70歳でも働かないといけない!?2050年の労働事情とは?

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あなたは、何歳まで働きたいですか? 何歳まで、働くつもりでいるでしょうか?

“一般的”な考えだったら、60歳まで。
確かに、少し前まではそれが世間一般の常識とされていました。

ところが、今の20代30代の世代からすると、60歳で定年とは、いかないようです。

なぜなのか? それは、人口動態と今後起こると予測される社会変化から、推察することができます。

先が見えない、とよく言われたりしますが、今後やってくるであろう変化や、その先にある未来の社会を、私たちはどれだけイメージできているでしょうか。

 

女性が活躍していく一方、解消の兆しが見えない少子化問題

日本生産性本部が例年発表している、新入社員を対象とした働くことへの意識調査によると、女性の昇進志向が高まっているそうです。
身近な上司の働き方を見て「管理職になりたくない」と考える若手が増えている中で、一見素晴らしいことだと思います。

一方で、男女ともに強く傾向として表れているのは、「仕事とプライベート(家庭・育児)の両立」です。
やりがいを感じるが、昇進し責任が増えるほど、家庭を持ったり育児をすることが難しくなるのが実情です。

多くの女性が、25,6歳ぐらいから30歳前後ぐらいまで、自身のこれから先の キャリア・結婚・家庭 について深く考える時期と言われています。

誤解を恐れず言うと、女性の社会進出が進むほど、未婚・晩婚も進みます。
一方で女性が子どもを産める年齢は、昔から変わりません。

厚生労働省の統計によると、2013年の平均初婚年齢は男性30.9歳、女性29.3歳となっています。
今の時代、女性が出産を経験する年齢が30歳を超えることが多く、結果的に「一人っ子家庭」となっているのです。

それだけでなく、30代女性のおよそ3人に1人が未婚でもあります。
こうしたことから、少子化問題の解消が国全体の大きな課題となっているわけです。

 

老後の生活費のためには、70歳でも働くしかない!?

日本の人口は、すでに毎年およそ20万人減少しています。

国交省のデータによると、予想される2050年の日本人の平均寿命は90歳。
若年層人口(20~39歳)が今より40%も減少する
とも言われています。
日本は超少子高齢社会であると同時に、超長寿社会でもあるのです。

もし仮に、60歳で定年になり、90歳まで生きるとして、老後の生涯生活費を計算してみます。
ひとりでまともな生活をしようと思ったら、月24万円として30年で8600万円もかかります。それに加えて、医療費や介護費が加われば、9000万円から1億円かかる可能性だってあります。

老後の生活費に8000万円残すのにだって、個人で貯金しようとしたら、40年働く間に毎年200万貯めないといけません。

2050年には人口の4割が65歳以上とされる超高齢社会で、これをなんとか年金や退職金で暮らしていく、というのは果たして現実的なんでしょうか??

 

こうして考えていくと、60歳で定年なんて言ってられないわけです。
70歳まで、いや、70歳過ぎても働き続けなければいけない時代がやってくる可能性が高いうえに、老後の保障もままならない。

それでも、本当に今の働き方を続けていて良いと思えるのでしょうか??

生涯現役とは言わないまでも、かなり長い視点で働いていくことを考える、心の準備が必要なのかな、と思います。