Pepperの驚き料金体系は、ロボット普及に繋がるか?

ID-10048222※画像はイメージです

 

ソフトバンクが開発した、世界初の感情認識機能を備えた人型ロボット「Pepper」。CMでも話題の未来型コンピュータの金額が価格で話題になっています。

 

本体価格は一見「破格」だが…

今年2月、開発者向けに初回限定300台が販売されるや否や、わずか1分で完売。6月20日正式販売・第1弾(限定1000台)もわずか1分で完売。次回は7月31日に1000台限定で販売が予告されていますが、恐らくこちらも即刻完売となると思われます。

そのPepper、本体価格が19万8000円(税別)と、孫社長も「PC1台分の値段で買える時代がやってきた」と語るように、最新鋭のAI(人工知能)を搭載した革新的なプロダクトとしては破格のように思えます。

 

基本プラン、保険、3年縛りで総額100万円超!!

ところが、ここからが驚きの内容。

まず、Pepper本体だけではアプリケーションが一切入っていないため、開発者でもない限りは、会話機能やアプリのダウンロードなど生活に密着したコンテンツを提供する「基本プラン」が必要で、月額14800円(税別)。しかもこの支払期間が何と36か月、つまり“3年縛り”なんですね。

また、もしもの故障や修理に備えた「保険パック」が月額9800円(税別)。こちらも“3年縛り”。さらに、別途ロボット手続き手数料というのが9800円(税別)発生するため、全部を足すと3年で100万円を超すことになります。

  • 本体価格 198,000円(税込213,840円)
  • 基本プラン 14,800円(税込15,984円)×36=575,424円
  • 保険パック 9,800円(税込10,584円)×36=381,024円
  • ロボット手続き手数料 9,800円(税込10,584円)

全部足すと、、税込で118万872円… 

月ベースで換算すると約32,000円を3年間ということになります。ちなみに、支払方法をクレジットカードにすると一括のみの取り扱いとなります。

ここに、万一の故障や修理が必要となれば、さらに費用がかかります(保険パックにより自己負担額は10%で良いですが)

 

ペッパーの販売手法はスマホと同じ?

このビジネスモデル、ソフトバンクの主力商品である携帯・スマートフォンの販売手法に似ていると感じました。今回のPepperの展開のしかたは、初回(本体価格)は圧倒的に安価にし、ランニングコスト(基本プラン+保険パック)で利益を上げる。

携帯・スマートフォンも、端末料金というよりは、月々の通話・通信料による継続した収益がメインです。ロボット産業はスマホと違い、まだまだこれから発展する可能性を秘めた市場です。PepperがiPhoneのような巨大マーケットを開拓していくのか、これからに注目ですね。